2013年5月18日土曜日

長崎をぶらり散策⑧ 新地中華街

出島のオランダ商館跡で、19世紀の西欧文化に触れた後、私はまたトラムに乗り、次の目的地へと向かった。それにしても今日は、本当に日差しが強いようだ。私は1つ先の駅「築町」でトラムを降りた。この近辺は、「新地」と呼ばれる。そう、長崎中華街があるところだ。電停からは、あの色鮮やかな独特の門が見える。早速行ってみた。長崎中華街は、横浜、神戸と並んで、日本の三大中華街のひとつと言われている。東西、南北あわせて約250mの十字路があり、通りには中国料理店や中華雑貨の店が軒を列ねる。色鮮やかな門は東西南北4つ置かれ、風水に基づき、それぞれの門には縁起物の動物が彫られている。歩道は石畳で整備されいるようだ。
中華街には4つの門があり、東西南北にある色鮮やかな中華門は、新地中華街の 人々が横浜や神戸と並ぶ中華街に発展するよう、本場中国福州市から資材を取り寄せ、職人を招いて築造したものである。それぞれの門の裏側には風水にもとづ き、北門は玄武(亀と蛇)、南門は朱雀と門を守る神、東門では青龍、西門は白虎が彫られている。見上げてみると確かに、それぞれの入口で門を守る神々が、道を行く人々を見守ってくれているようだ。また、東西・南北あわせて約250mの十字路となっている道はすべて石畳で舗装されている。これも長崎県の友好県省でもある福建省の協力によるものだ。毎年旧暦の春節の時期には、絢爛豪華なランタンが通りを埋め尽くして賑わう「ランタンフェスティバル」が行われる。


長崎新地中華街の北門  北門(高さ9m、幅4m)※屋根瓦も中国製




中学生が買いそうなカンフー服。結構なお値段する。





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